親にきちんと遺言書を残してほしいのですが、良い方法はありますか?

Q&A 遺言書のQ&A

質問親にきちんと遺言書を残してほしいのですが、良い方法はありますか?

非常にいい質問ですね(=難しい質問ですね)。

私たちがよく提案するのは、親に遺言書を作って欲しいとお願いする前に、あなた自身が遺言書を作ることです。

というのは、先に下の世代の方がすでに遺言書を作っていれば、上の世代である親に対して、「まだ作っていないの?」と、遺言書の作成を促しやすいですよね。

また、親子で一緒に、弁護士らが行なっている相続セミナーに参加して、さらに法律相談をしたり、自宅に帰ってからセミナーの内容について親子で振返りの家族会議をすることも有効であると考えます。

私たちは、税理士、司法書士、不動産鑑定士、不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー

とチームを組んで、相続対策のセミナーを定期的に行っています。もしよろしければ、一度いらっしゃいませんか。

-Q&A, 遺言書のQ&A

お問合せ
初回相談60分無料
遺言書無料診断

関連記事

遺産分割協議が成立した後,新たに見つかった遺産はどうなるのですか。

これは,遺産分割協議書でどのようなどのように決めているかということによります。 私達が遺産分割協議書を作る場合には,後日発見された財産をどうするかということも条項に入れます。方法は大きく分けて2とおり …

遺言書はなぜ必要なのですか。

遺言書は、自分が亡くなったのちに、その財産を誰に引き継いでいくかということなどの自分の意思を記したものです。 遺言書には、基本的には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類があり、民法でその …

遺産である不動産から生じる賃料収入はどのように扱いますか。

遺産の中にアパート等の収益不動産があった場合,被相続人が亡くなった後の賃料を誰が取得するのかという問題が生じます。というのは,賃料債権は不動産から生じたものではありますが,別個の金銭債権であり,遺産と …

遺留分侵害額請求の時効はいつですか。

遺留分侵害額請求権は、相続の開始および遺留分を侵害する贈与または遺贈があったときから1年間で時効消滅します。 例えば、被相続人が遺言書を作成していて、相続開始後、その内容を知った時が時効の起算点になり …

相続人以外の人が寄与分を主張することはできますか。

特別の寄与の主張というのは,本来,相続人のみが主張できるものです。 これに対して,平成31年の相続法改正により,特別寄与者による特別寄与料の請求という制度が新設されました。これは,被相続人に対して無償 …

お問合せフォーム ルネサンス電話